ROUTE IFNFORMATION

■4/28 DAY-1 東京⇒浅間

TOTAL 509.09km DIRT 1.68km

『伝説の地に遊ぶ』

ラリー初日からフルサイズのディスタンスを行く。東京プリンスホテルをグランドスタートすると、まず皇居を走り靖国神社湯島聖堂前を通り、浅草寺にて、カメラCP。これはどこかからオフィシャルカメラマンによって通過確認をされている。そしてスカイツリーに近づき、国道6号線で進路を、北東にとる。しばらくは一般道。

予科練平和記念館の前を通り霞ヶ浦を一周。ここまで来ると都会の喧噪も少ない。松林が美しい。山々を駆け抜けると眼下に日光の町並み。日光東照宮を見て、いろは坂で中禅寺湖。いくつもの林道にチャレンジしたが、すべて雪で閉ざされていたため初日はダートの距離が減ってしまったが、なんと言っても遠くに見える浅間山を目指せば日本のモータースポーツの聖地、歴史的な「浅間サーキット」日本最初のサーキットでありテストコースだ。最盛期の9.351kmからすれば、今は1/5ほどになっているが、 ここから世界に向かった熱い思いを感じる事が出来るだろう。

■4/29 DAY-2 浅間⇒琵琶湖

TOTAL 503.43km  DIRT 54.58km

『日本の脊梁を西へ。』

この日の移動のダイナミズムも圧巻だ。朝には軽井沢、白樺湖と観光地を抜け伊那の山に挑むと、ようやく初めての走り応えのある素晴らしいダートに出会う。特別にゲートを開けて走行するプレミアムな林道も実に魅力的だ。
道すがら、人気のパン屋もあれば、パワースポットとして大人気の峠もある。

コース上には、山の頂上に向かえる道がある。ピストンだが、時間に余裕があれば、是非登って日本アルプスの絶景を楽しめる。西へ西へといくつもの峠を越え、SSを終えれば今日のタスクがおわる。

■4/30 DAY-3 琵琶湖⇒土佐

TOTAL 650.43km DIRT 42.19km 

『京都御所から土佐まで。』

琵琶湖畔の景色を楽しみ、ポプラ並木、湖西の「鯖街道」を南下し大原から、京都に入る。
京都御所、二条城脇を抜け、昨年の大雨の被害を受けた渡月橋を見ながら、嵐山の旧道へ。これほどにも多い、寺院の門。山並みの間から見る絶景。そして、古き日本を伝える美しい家屋を心から堪能する。昨年の大雨の影響で寸断された道を縫うようにして、丹波・和知の林道を走る。

吉野川を遡上して、剣山スーパー林道。その後は、燃料補給の為、一度、太平洋岸へ。過去、いくつもの闘いが繰り広げられた林道も現在は、舗装化が進んでいて、ダートは短くなっているが、山深い四国の暗闇に慣れていない目には、この長さでも戸惑うだろう。今夜は、TBIが慣れ親しんだ、川沿いの気持ちのいいキャンプ場。昔話に花が咲くかも知れない。

■5/1 DAY-4 土佐⇒高知

TOTAL 499.50km DIRT 104.35km

『TBI空海の拓いた遍路の道』

1200年の過去に、この地を空海はかけぬけた。159年前には、幕末の志士たちが、その道を辿り京都に向かった。そんな土地柄だ。今日の行程はそんな思いの丈を感じとってもらいたい。朝の気持ちの良いSSが終われば、太平洋に出る。眩しい朝の光を全身に浴びて走る。幕末の立役者の一人、中岡慎太郎の銅像の前を通り、重畳に連なる林道群へ。

その驚くばかりの四国の山中にある林道群は、まるで「メビウスの輪」のようにリングワンデリングを強いるかのようだ。仁淀ブルーと評される美しい清流に出会い、それを下ればあの桂浜。浦戸大橋の上からは、高知の街が一望出来る。キャンプ地は、気持ちのいい芝生のキャンプ場。きっと鰹のたたきが待っていることだろう。

■5/2 DAY-5 高知⇒津和野

TOTAL 623.90km DIRT 59.57km

『しまなみはるかに、』

圧巻の四国の山々を進み、峠のトンネルを越えれば眼下に松山。なんとSSERの事務所の前を通り、四国最後の林道そして、しまなみへ。高速道路で一気に西へ向かい宮島を見て中国山地に入る。

四国とは、明らかに形が違う、中国山地の山。高度を上げ山を越えると、いきなり大きな鳥居が現れる。津和野だ。国道からは、山の上の城跡も見える。津和野城は、蒙古襲来から日本を守るために築かれた城だ。その城下町にすすむと、素晴らしい町並みが残る。森鴎外の旧宅もある。津和野を離れ、南東に進み、そこに用意されたSSの古い道にも歴史を感じる。

■5/3 DAY-6 津和野⇒阿蘇

TOTAL 453.40km DIRT 12.78km

『吉田松陰に会い、火の国へ』

萩に向かう。街の前の県道にある道の駅のゲートも雰囲気を盛り上げてくる。ここには吉田松陰の記念館もあり、無料だから是非見てほしい。そして、長州が誇る幕末の志士達の像が並ぶ。

長州藩の本拠地だった萩の街は、どこか特別だ。川に大きな鯉が泳ぐ武家屋敷の間を走った後、伊藤博文の旧宅、別宅へ。そして、松陰神社。中には、松下村塾がある。

城跡の石垣を見た後、城下町へ。人気のスポットは、歩いて行く必要がある。立派な門は、城門だ。街の最後には、山縣 有朋の像がある。彼は、騎兵隊から陸軍軍人を経て、第3・9代の内閣総理大臣になった人物だ。秋吉台を通過して、いくつかの林道を走る。壇ノ浦で、長州藩の大砲を見学し、赤間神宮の前を通り関門海峡を渡る。九州に入るや、平尾台、そして阿蘇へ。キャンプ地にSSが用意されている。

■5/4 DAY-7 阿蘇⇒霧島

TOTAL 430.26km DIRT 54.64km

『長州と来たからには薩摩に行かねばなるまい。』

阿蘇の景観に心を残しながら、肥後の石工の作品を見ながら西へ。霧島の手前から、オフロードライディングを再開する。素晴らしいダートをこえれば、霧島が目前となる。坂本龍馬が新婚旅行で訪れた、塩浸温泉。西郷隆盛の蘇生の家、島津の別邸と公園の仙嶽園。そして西郷隆盛と出会う。桜島フェリーで桜島に渡れば美しい夕陽に染まる桜島に旅の終わりが近いことを感じる。明日、夜が明ければ、霧島、桜島が、見えるはずだ。

■5/5 DAY-8 霧島⇒由布院

TOTAL 370.00km DIRT 18.21km

『湯布院、たおやかな由布岳と草原のフィナーレ』

錦江湾をあとに北上する。西南戦争の激戦地の三国峠。今回のルートは、明治維新から今日までのいくつかの史跡や空間を感じたことだろう。湯布院まで戻ってくると、最後の難関のSS。黒く湿った森の中のトレイルに勝負の行方をゆだねるか。東京から霧島の旅は、湯布院の閉会式パーティの会場で再び集う。郷土料理と音楽のある楽しい閉会式が待っている。